<< 2009/06/02 | メイン | 2009/06/12 >>
2009 年6 月8 日

あちこちで3D

楽知ん研究所の宮地さんから高校の文化祭で3Dをやりたい、クラスの中心メンバーに見せて、作り方など相談したいとのことで、来週、名古屋に行くことになりました。こういう仕事はうれしいです。

宮地さんのように先生や高校生から文化祭の展示で3Dをやりたいのでという話はいままでいくつかありました。こちらも作り方などをFAXなどでアドバイスしています。勝手に真似してやってもらっても別に気にしません。自分も本で見た実験や工作をやっていたり、ジブリに断りなくトトロを作らせたりしているのですから。ブログにも作り方を書いていますし、このあいだ雑誌にも作り方を載せてもらいましたので、それを見たりして誰が作ってもいいわけです。
Make:  日本版6号
 (表紙右下隅に全天周立体映像投映装置と書いてあります)

昨日は京都の理科教材を作っている会社でプラネタリウムと3Dを投映してきました。
科学館の展示物の試作検討会の中でアドバイザーの大学教授がテレビで(私のではない)3Dの実験を見たと言う話が出たらしいのです。検討会にきている別の先生が私を知っていて、それならヒゲキタさんが前からやっているよと言ってくれ呼ばれたわけです。こういう仕事もいいですねえ。観客はおじさんばっかりですが楽しんでもらえたようです。

この会社の主力製品は人体模型らしく、解剖人体模型が飾ってある会議室で弁当を食べるという嫌げな体験(笑)をしました。工場には脊髄注射練習用腰部マネキン(おしり)が棚にずらりと並べてあったり、これも注射用か手を型取りしたものとか人体部品がそこら中に置いてあって、ホラーな工場でした。
京都科学

その、テレビでやっていた3Dの実験というのはあの米村でんじろうさんがやっていたようなのです。これは一言、テレビでやりますからという連絡はしてほしいものです。これでは、テレビを見た人はこの実験はでんじろうさんが発明したものだと思ってしまいます。
ソロモン流(テレビ東京) 5月3日放送

たしかにこの3D方式はとても簡単なものなので独自に思いついた人もいるでしょうが、でんじろうさんはそれは通らないのです。この3Dは学研科学大賞の優秀賞を受賞しているのですが、でんじろうさんはその審査委員だったからです。


追記をみる

投稿者:ヒゲキタ
at 14 :19 | 日記 | コメント(4 )

<< 2009/06/02 | メイン | 2009/06/12 >>
このページのトップへ